denden's 山紀行

山と自然を愛するmont-dendenが綴る山ログ since 2010

秋の安達太良山

山行日:2012年10月6日(土)
ルート:奥岳登山口(安達太良エクスプレス)~山頂駅~薬師岳展望台~安達太良山
    ~牛ノ背~くろがね小屋~勢至平~奥岳
メンバー:登山同好会員10名と飛び入り参加者3名の計13名

 同好会恒例の秋の日帰り山行に参加してきた。この会に参加するたびに思うことがある。
 それは出発前はすこぶる健康だが,帰宅後はすごく不健康になるということ。
 そう,飲みすぎのせいなのである。(汗)

 
 今回の目的地はさほど遠くない安達太良山ということなので,貸し切りの中型バスの出発時刻は午前3時ちょうど。私はまたしても後部のサロン席に座ってしまった・・・ 取りあえず1本目(笑)
 私の前には今年の浅間山で同行したキムタカが座った。またまたコットンらしき怪しいTシャツを着てきたので,すかさず指摘すると,今度はmont・bellのウィックロンだとのこと。よろしい!
(※浅間山のときは綿シャツだったため背中が汗でびっしょりぬれていたキムタカ)

 東北道は安達太良SAで朝食をとったが,3連休の初日だけあって朝っぱらからとんでもない混雑であった。かき揚げそばを注文したが20分も待たされた。でもうまシ!

 そろそろ登山口であるスキー場が近づいて岳温泉を通過するころ,未確認ではあるがZen兄ィは缶ビールを5本は飲んでいた・・・

 8:45 ゴンドラ乗り場にて
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 今回はメンバーも大勢だし,ズルして安達太良エクスプレスを利用することにした。
 あっという間に山頂駅へ。

 山頂駅から歩き始めてすぐに分岐があり,道しるべに書かれた薬師岳展望台のほうへ向かった。
 薬師岳展望台は,晴れていれば本当の空と秋に彩られた乳首山(安達太良山の別称)が見える場所である。
 だが,麓から見えていたように山頂付近はガスに覆われていて「本当の雲」しか見えなかった・・・(泣)

 智恵子は東京に空が無いといふ。ほんとの空が見たいといふ。私は驚いて空を見る。
 桜若葉の間(あいだ)に在るのは、切っても切れないむかしなじみのきれいな空だ。
 どんよりけむる地平のぼかしはうすもも色の朝のしめりだ。
 智恵子は遠くを見ながら言ふ。
 阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に毎日出ている青い空が智恵子のほんとうの空だといふ。

 残念ながらほんとの空は見えなかった。
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 2010年はゴンドラではなく,ちゃんと登山口から登った。(今回同行のZen兄ィとm109さんと一緒)
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 黄色に色づく葉っぱ
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 前を行くのは長男が生まれたばかりのハッピーなNabeっち,その前はウィックロンのキムタカ,Zen兄ィ・・・
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 ちょっとした休憩ポイントに出た。森林が開けて山々の紅葉の進み具合が確認できる。
 今年は9月中旬まで思いきり夏日だったせいか,まだちょっと早い色づき加減だ。
 このあたりは,あと10日もすれば鮮やかな赤や黄色に染まるのだろう。

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 それでも十分きれいな秋の安達太良。晴れていれば,もっときれいなのに・・・
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 薬師岳展望台から歩くこと30分,頂上までの行程の中間地点までやってきた。
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 赤い実。ネットで調べてみるとツルリンドウ?
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 知らない。mont-dendenは花の名前をあまり知らない。
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 あちこちに見かけた赤い実。ナナカマドの実もあったが,これもたくさん見かけた。名前は知らない・・・
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 帰宅後に写真を整理してみると,やはり標高が高くなるにつれ色づきも濃くなるのが確認できる。
 ただし,ガスも標高と比例して濃くなるのが悲しい。

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 こんな山行では急ぐ理由もない。あれ?そういえば山ボーイKやヨッスィーもいない。女子組と一緒??
 少し休憩して待っていると行列に混じって彼らも登ってきた。
 空模様は今ひとつなのに,さすがの3連休初日。アクセスの容易なこのコースにはたくさんの登山客が列を成していた。

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 赤い葉っぱ
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 ガスの向こうに乳首らしき影がうっすらと見えた!
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 10:15 あっという間に乳首直下の広い場所に到着。この場所にはいくつかの思い出がある。

 2009年秋,ちょうど今と同じ季節に家族4人で訪れた。このときも少し早い色づきだった。
 暖かかったが風が強く,乳首の陰に隠れてソーセージをゆでてホットドッグを作って食べた。ウマかった!
 これが子供たちと登った最後の山だったか・・・
 今は二人とも成長してしまい,少し寂しいmont-denden(涙)

 次は2010年に仲間4人で登った。この場所で開山際が執り行われ,Zen兄ィよりもさらにデカイ禰宜さまが祝詞をあげた。5月だけあって風が冷たく,じっとしているのがつらかった。同行のKimは寒さしのぎに隣の鉄山まで走って行ってしまった。(彼はフルマラソンを猫ひろしと同等のタイムで走るほど)
 その後にミス安達太良コンテストが行われたので,無理やり109さんをエントリーさせた。ちなみにエントリーナンバー1番である(汗)
 すると彼女はみごとに入賞し,商品と岳温泉のタダ券をGETした。入賞できなかったら私はセクハラ男になるのかと思いハラハラしたが,無事に入賞できて本当によかった。(笑)

 というわけで自身3度目の安達太良山であるが,この場所は今回も風が吹いていた。
 なので休憩することなく乳首を往復することにする。

 乳首(山頂)にあった三角点
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 山頂の様子。見事に視界ゼロだー!(泣)
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 乳首を往復して待っていると後続の仲間が到着した。彼らもすぐに乳首を往復しに行った。 
 そして全員がそろった。
 この場所でお待ちかねであるキムチ鍋をやる計画であったが,まだ昼には少し早い。

 なので,沼ノ平の火口を見るため牛ノ背を歩く。だが,ガスが晴れず火口は見えなかった。
 2010年に来たとき感動した素晴らしい景色を今回初めて訪れたメンバーに見せてやりたかったが残念!そのまま下山することに・・・

 ピンクのSHOPAPA,腰が引けてますぜ。
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 少し下ったところに昼飯(鍋)を食べるに絶好の広場があった。
 地図には「峰ノ辻」と記載があり,風も強くはないところだ。
 ここで本山行中,最大のイベントであるキムチ鍋に突入!
 企画者のm109さんは家庭用の鍋を2つ持ってきた。凄いぞ!

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 1号鍋
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 2号鍋
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 3号鍋
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 写真を見よ。そのウマさは格別であった!! ん?こんなに湯気が立っていたか?(笑)
 私自身,つみれやさつまあげの入ったキムチ鍋は初めてだったが,これがウマいのなんの!
 これキムチおでん? 今度わが家のおでんにもキムチを入れてみよう・・・

 鍋の具を平らげたあとは汁にメシ(セブンのパック)をぶっ込んで雑炊を作る。
 mont-dendenは玉子を2個持ってきたのでこれを落とす。
 でもケースの中で1個が割れてしまっていたらしく,1個分の白身が地面に落ちてしまった。
 回収不能。(汗)
 しかし,玉子でとじたキムチ雑炊の評判は上々であった。うまーシ!!

 女子組はメシではなく,マルタイの棒ラーメン(山ヤ定番)を入れてキムチラーメンを作っていた。
 こちらもうまーシ!!

 腹は膨れたが,さらにメシのパックがもうひとつ残っていたので,これも食っちまえー!
 と鍋に入れようとしたが,手元が狂って地面に落としてしまった・・・(大汗)
 しかし,メシをそーっと持ち上げて小石を一粒ずつはがしていくときれいに全部取れた。
 大丈夫だいじょうぶ!少しくらいジャリジャリするのは大当たりだ。と山ボーイK。
 誰かがチーズを入れてみたら?と提案。チーズリゾットになってこれまたうまーシ!!

 ところで放射能のことをすっかり忘れていた・・・(汗)
 気になって帰ってから二本松観光協会のページで調べてみた。
 結果は9月20日時点でピンポイントの峰ノ辻で0.05μSv/hでまったく気にならない数値であった。
 チーズリゾットを食べた皆さん,お騒がせしました!よかったよかった。(笑)

 鍋を囲んでいると日が差してきて暖かくなってきた。いつの間にか山頂もきれいに見えている。
 これなら登り返せば沼ノ平の火口が見えるはず。たかだか15分の行程,行かなければ損をする。
 だけど手を上げたのは私とZen兄ィ,山ボーイK,キムタカの4名のみである。
 女子組が行かないのは分かるけど,ほかの男どもは根性ないぞー!
 と思ったら,matsuをはじめトイレに行きたいらしい・・・
 今回お試し参加のJunさんがヨッスィーに行かないの?と聞くと,腰をくねくねさせていた。(笑)
 というわけで,このあとはくろがね小屋で合流することにして分かれる。

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 登り返してよかった。沼ノ平の爆裂火口がすぐ足元から広がっていた。大迫力である!
 この景色を初めて見たキムタカは,登り返してよかったと感動の様子。

 こんな景色が待っていた!
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 さらに少し鉄山方面へ登ったところから
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 まるで月面のような沼ノ平の火口
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 他の3人はあそこから見ている。
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 鉄山方面 箕輪山へ続く稜線 バスを回しておいてもらい縦走してもよかったか。(山ボーイK)
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 鉄山の色づきはまだ少し早い。この斜面の下にくろがね小屋があるはず。
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 大迫力の火口を見た後はひたすらに下りあるのみ。くろがね小屋で先行隊が待っている。
 鍋を囲んだ峰ノ辻を過ぎると,けっこう歩きづらい道を下った。

 13:15 くろがね小屋に到着
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 2010年に来たときは小屋に寄らなかったが,すごく大きくて立派!
 温泉に入れて通年営業のランプの宿。冬はダルマストーブが有名らしい。
 鉄山(くろがねやま)の中腹にあるから自然にくろがね小屋とくろがね温泉となったそうな。

 ところで,鉄山を「くろがねやま」と読むとは知らなかった。
 恥ずかしながら心の中では「てっさん?」と読んでいた。
 ブログを書くためにくろがね小屋のことを調べていて知りえた知識である。
 みなさん何と読んでいました?

 小屋の上の斜面は先ほど鉄山の山頂付近から見えていたものと同じ斜面だろう。
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 小屋につってあった「くろがね」 でも黒ではなく青かった。
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 小屋の前で先行隊が待っていてくれた。
 男子組は,すでに目的を達成済みのようでみんなスッキリした顔をしていた。(笑)

 ここからは傾斜の少ない林道歩きだ。軽自動車で小屋まで来られる様子。

 Zen兄ィを先頭に歩く。紅葉のトンネルになるのはまだ少し先のようだ。
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 林道にリンドウ・・・(汗)
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 水が流れていて足場が悪いから気をつけろよー。
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 途中で林道をショートカットする道に出る。だらだらと下る林道歩きは面倒なので,ショートカットする道を選択した。後に続いたのはmatsuとキムタカ。
 ところが,道は細くぬかるんでいる。ゲイターは持ってこなかったしドロドロになりそう・・・
 しかも,団体が先行していて大渋滞に見舞われた。再び林道に合流したときSHOPAPAと出会う。他の男子はもっと先行しているとのこと。これはまずい。ショートカットしたのにZen兄ィに負けるわけにはいかない。ここまできたらさらにショートカット道を行くしかない。そこから先はぬかるんではいたが渋滞もなく順調に下った。
 最後の林道合流地点に出てしばらく歩くと,自然遊歩道分岐点に出た。キムタカは行ったことながいのでひとりで自然遊歩道コースへ。私とmatsuはそのまま林道を下る。

 14:30 スキー場の麓に到着!
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 後を振り返るとZen兄ィたちが追いついてきていた。先着されてしまったかと心配したが何とか勝てた。
 ただし代償は大きかった。もちろんそれはドロドロのブーツ・・・

 ゴンドラ乗り場の近くにあった蛇口でブーツの汚れを落とし,バスに乗り込む。
 女性陣が到着するまではまだ間があるだろう・・・
 未確認だが,Zen兄ィはこのときビール3本は飲んでいたと思う・・・

 女性陣が合流し,このあとは温泉だ。
 とても立派なホテルでびっくりした。温泉も白くて気持ちよかった。
 温泉から上がったあとは当然ビールで喉を潤す。バス山行ならではの楽しみである。

 天候に恵まれたとは言えないが楽しい全体会だった。
 バスを下りるまでの間,未確認だがZen兄ィはさらにビール10本は飲んでいたと思う。(笑)
 

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