denden's 山紀行

山と自然を愛するmont-dendenが綴る山ログ since 2010

仲間と燕岳(1日目)

山行日:2012年9月17日(月)~9月18日(火)
ルート:中房温泉~合戦小屋~燕山荘~燕岳~燕山荘(泊)
     燕山荘~合戦小屋~中房温泉 
メンバー:matsu,タカシ,mont-denden,akkoネエ,ayaboo,m109さん

 職場の山仲間6人で燕岳に登って来た。
 燕山荘の美味しい食事を囲んで仲間とワイワイやりたいため,今回はテントは置いてきた。

 燕山荘から眺める燕岳
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 中心気圧900hPaで瞬間最大風速が80m/秒などというとんでもない台風が沖縄に上陸していた。こやつの影響が心配であったがなんとか避けられそうだ。
 レンタルのアルファードに6名乗車で首都高~中央道を走る。雲がぶっとんでいるせいか時折強烈な雨がフロントガラスを叩く。が,北上するにつれ雨雲は消えていってくれた。
 豊科ICを出てコンビニで食料を買い込み「しゃくなげ荘」へ移動。ここからバスに乗り換え,7:35登山口の中房温泉に到着した。

 燕岳に登るならいっそのこと表銀座や常念山脈を縦走したいところだが,日程的に無理なので諦める。燕岳のピストンだけでも晴れれば北アルプスの絶景が十分に楽しめるはずである。
 今回のプラニングはすべてm109さんにお任せだ。(汗) 

7:50 登山届を提出して中房温泉を出発
 出発前,タカシはもう十分黒いのに日焼け止めを塗っていた・・・ いや,もしかしてサンオイルか。(笑)

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 燕岳は花崗岩の山で白くて綺麗だが風化しやすい。歩き始めてすぐの登山道でもそれを感じる。

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 下界ではまだまだ猛暑が続いているが,山はもう秋だ。

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 当初,女子パーティと男子パーティに別れ男子は東沢乗越経由で行く予定であったが,台風の影響や雷が心配なので普通に合戦尾根を登ることにした。女子のペースはゆっくり目なので男子が先行する。

10:10 合戦小屋に到着
 
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 合戦小屋といえばコレ。すごく甘くてちょーウマし! よく冷えていて火照った身体を冷やせるし水分も補給できる。スイカがこれほど登山に合うとは。1カットが結構でかいので2人前を3等分してもらって食べた。

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 おお!燕山荘が見えてきた。

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11:20 燕山荘に到着。残念ながらガスが濃くて期待した風景が見えない。

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 ガスが切れず,このまま燕岳へ向かってもつまらないので,やっぱりコレでしょ!
 かぁー,うんまい!! 生ビールが飲める山小屋って大好きだぜー。(笑)
 
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 昼飯もここで食べることにする。セブンの「真あじの一夜干し御飯」なのだー。

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 ここでケータイが突然鳴った。m109さんからである。Hello this is mont-denden speaking・・・
 すると合戦小屋でakkoネエがへばっているから,誰か荷揚げを手伝いに降りてきて欲しいとのこと。
 了解,すぐにタカシを行かせるぜ。 タカシ,Go!(爆笑)

 このころになるとガスが切れ始めた。槍ヶ岳が顔を出すと周囲は騒然となる。私よりも年配の山ガールズは奇声を上げながら写真を撮りまくっていた。パワフルである。
 やっぱり槍はカッチョええな。


 槍ヶ岳
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 笠ヶ岳方面
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 双六岳,三俣蓮華岳,右奥には黒部五郎岳
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 鷲羽岳,ワリモ岳
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 水晶岳
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 真砂岳,野口五郎岳
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 燕岳
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 燕山荘から眺める燕岳は絵に描いたような美しさである。白い奇岩が個性的で,ガスをまとった山容とバックには青空が・・・ なぜこの美しい山が日本百名山に入っていないのか不思議でしょうがない。きっと深田久弥さんがここに登ったとき,ガスで何も見えなかったに違いない。(笑)

 他の女子より先に到着したm109さんは,受付を済ませると興奮したようにあちこち走り回っていた。この人は山に来ると本当に元気。思わず笑ってしまう。

 タカシが頑張って荷を担ぎ上げ,akkoネエとayabooも無事到着して全員が揃った。それぞれが持ち寄ったツマミを並べてカンパーイ! やあ,この景色を眺めながらビールが飲めるなんて最高の幸せだー!

 不思議な形をした奇岩があちこちにある。これはエイリアンの赤ちゃんが寝ているようにも見える?

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 思い切り北アルプスの絶景に癒やされたあとは,いったん小屋の中へ入って寝床を確保することにする。
 燕山荘はとても綺麗な山小屋だった。なんというか独特の雰囲気があり,食堂の外側にはサンルームも設けられていた。小物がたくさん売られていてトイレも綺麗だった。テントもいいけどたまには山小屋もいいな。

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 3連休の最終日だけあって客は少な目だ。案内された寝床は男子が上で女子は下のスペースを使用することになった。それぞれ6人が寝れるスペースを3人で使用することができた。快適である♪

 寝床を確保したあと再び外に出てみると何やら大騒ぎしているオネエさんがいる! キャー何これ?初めて見たー!
 そう,ブロッケン妖怪が現れていたのである。大騒ぎする彼女にこの現象のことを説明してさしあげた。
 小屋の中にいる女子組にもぜひ見せてあげようとm109さんに電話する。「早く出てこないと終わっちゃうぞー!」
 皆さん初めて見たこの現象に感動していた様子。私自身もまだ2度目なのでラッキーだった。

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 この時点で午後3時を回っていたが,天候はさらに回復しているため,みんなで燕岳まで足を延ばすことにした。
 燕岳への稜線を歩き始めると奇岩が面白い。私が燕岳に来たのは2005年以来であるが7年前はこんなに天気が良くはなく感動もうろ覚え?

 なんだこれは,ウサギ岩?

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 稜線から見る燕岳。時々強烈な風が吹き付けて砂嵐との格闘になるが,花崗岩のオブジェと砂礫の銀世界が格別だ。ホントにホントになぜこんな綺麗な山が百名山に名を連ねていないのか。深田さんの目は節穴か?

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 振り返れば燕山荘が素晴らしいロケーションに建っている。バックには大天井岳と常念岳。

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 そして槍ヶ岳が大きい。この時間帯は逆光になってしまうが,この山は登山者を惹きつけて止まない。北アルプスへ行ったあとはいつもそうだが,帰宅して写真を整理すると槍ヶ岳の写真だらけなのである。(笑)

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 面白い形の岩を観察したり写真を撮ったりしながら30分ほど歩くと燕岳頂上に到着。
 ここからの景色も素晴らしかった。ずっと眺めていたいたかったが時々吹き荒れる砂嵐にはホトホトまいった。
 みんなで記念写真を撮って退散。

 山頂から望む北燕岳方面
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 バックには剱岳も!
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 メガネ岩
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 イルカ岩
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 この角度から見る燕山荘は立派!
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 夕暮れの鷲羽岳方面
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 6:30 お待ちかねの夕食タイムだ。写真は撮らなかったがボリューム満点。山小屋にしては豪華すぎるディナーだ。ワインやビールで乾杯し今日を振り返って盛り上がる。
 今日は本当に良かった。燕山荘に到着した当初はガスの中であったのに,それからドラマティックにガスが晴れ憧れの槍が姿を現す。裏銀座の稜線が目の前に,遠くには立山や剱岳も。白い雲が山々をさらに引き立ててくれ快晴よりもずっとすばらしい景色だった。真っ白な燕岳は美しくイルカ岩やメガネ岩も楽しかった。ブロッケン現象も見ることができたし,明日ご来光と雷鳥を見ることができれば完璧である。(笑)
 ayaboo,今日に向けてトレーニングした甲斐があったな。akkoネエ,懲りずにまた来ようぜ。
 
 話に花を咲かせすぎたかいつの間にか周りのテーブルには誰も居なくなり,私たちが最後になってしまった。山小屋のスタッフの方,長居してごめんなさい。

 食事の後は燕山荘オーナーによる山の話とアルプホルンの演奏を聴くことができた。
 パソコンを使用して映像を見せながらの山の話は,熊や雷鳥の話,高山植物の話,山の歩き方の話など多岐にわたり,時々冗談を交えながら退屈することなく最後まで面白く聞くことができた。
 アルプホルンの腕前はというと・・・? ぜひ聴きに行ってみてください。(笑)

 山荘の窓からは街の夜景が綺麗だった。明日も晴れますように・・・

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2 Comments

mont-denden says..."ありがとう!"
こちらこそお世話になりました!すべてまかせっきりで申し訳ない。
おかげで素晴らしい景色と最高に楽しい時間をすごさせてもらいました。
2012.09.25 21:24 | URL | #- [edit]
m109 says...""
燕岳登山では大変お世話になり、ありがとうございました!

同じ山のレポでも、発見した景色や見方が違っていて面白いです♪
2012.09.24 21:51 | URL | #- [edit]

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