denden's 山紀行

山と自然を愛するmont-dendenが綴る山ログ since 2010

ひどいコンディションでした〜6回目の那須岳

山行日:2010年9月21日(火)

<予定ルート>
 登山口〜峰の茶屋跡地〜牛ヶ首〜日の出平〜南月山〜白笹山〜往路を戻る〜茶臼岳〜峰の茶屋跡地〜登山口

<実際のルート>
 登山口〜峰の茶屋跡地〜牛ヶ首(敗退)〜往路を戻る

 那須岳はアクセスが良いわりに森林限界を超える山行が楽しめるため,山を歩き始めて10年この山域に入るのは6度目だ。

1回目(2001)・・・登山口〜峰の茶屋跡地〜朝日岳〜三本槍岳〜中の大倉尾根〜北湯〜登山口
2回目(2003)・・・登山口〜峰の茶屋跡地〜朝日岳〜三本槍岳〜峰の茶屋跡地〜茶臼岳〜峰の茶屋跡地〜登山口
3回目(2004)・・・ロープウェイ〜山頂駅〜茶臼岳〜峰の茶屋跡地〜登山口(家族旅行)
4回目(2007)・・・登山口〜峰の茶屋跡地〜朝日岳〜隠居倉〜三斗小屋温泉〜峰の茶屋跡地〜登山口
5回目(2007)・・・ロープウェイ〜山頂駅〜茶臼岳〜峰の茶屋跡地〜朝日岳〜峰の茶屋跡地〜登山口(同好会)

 実はこの那須岳の第1回目が記念すべき私の山歩き初体験である。高所から眺めに感動しつつも,散々歩き回った挙句に長い長い「中の大倉尾根」を下り,北湯でせっかく汗を流したのに,登山口駐車場までの道を登り返すのはかなりしんどかった。
 しかし,残雪が綺麗だったり紅葉が素晴らしかったりと,訪れるたびに違う表情を見せてくれる那須岳は,私にとってかなりポイントの高い山域となっている。

 さて,今回もひとり旅である。したがって往復の車の運転を考えると,前日発の車中泊で明朝登山開始のパターンが体力的に一番楽だ。
 夕食を済ませシャワーを浴びて午後7:00に出発。10:30に那須一軒茶屋前交差点のセブンイレブン(那須街道最後のコンビニ)で食料を仕入れ,11:00少し前に登山口の駐車場に到着した。愛車プラドの後部座席を畳んでスペースを作ると,お約束のスーパードライで一人乾杯し,少し本を読んでから就寝・・・zzz  翌朝4:30頃,びょぉー!!っと言う風切り音と,車が揺らされるので目が覚めた。時おり凄い風が山から吹き降ろしてくる。しかも雨だ。天気予報は晴れのはずだったのに・・・
 これはあかーん。回復するまで寝て待つことにし,耳栓をしてまた寝た。



5:30 まだ雨が残るものの麓方面を見ると朝日が昇っている。少し期待する。





7:50 天候は全然回復せず。





おお!このコンディションでも行くのですね。根性無しの私は行く気になれません。(汗)





ロープウェイも全く動く気配がありません。





8:30 今日は諦めて湯めぐりツアーにしようかな。(笑)
それにしても,山で食べるはずだったこの食料はどうしよう。湯めぐりしながも,これを食べるしかないのか・・・(泣)





と,食料を見ていたら思わずビールを飲んでしまった!(笑)
温泉に行くにもまだ時間が早すぎるし,ここで少し横になって本でも読んでいよう・・・
プラドの荷室はテントより若干快適です。
※注 焼酎は飲んでません!





あーあ。敗退して帰ってくる人も・・・ 行かないで良かった。





9:00 あれ?中学生の団体が。ん?いつの間にか朝日岳が綺麗に見えている。雨も止んでいるし,よーしこれなら行けるぞー!





9:30 身支度を整え,ストレッチをしてさあ出発。
最初は樹林帯なので風の影響も無い。空が明るくなってきて俄然ファイトが沸いてきた。
出発時刻が遅くなりすぎているので,当初予定していた白笹山までは無理だとしても,南月山までの往復なら出来そうである。





ところが樹林帯を抜けた途端に風が強くなった。
時々猛烈な風が吹き荒れ,身を低くして足を踏ん張っていないと身体ごと吹き飛ばされそうだ。
気温はそれほど低くは無いが風で体温を奪われ,頭がキンキンする。





峰の茶屋跡地避難小屋が見えてきた。




10:10 峰の茶屋跡地避難小屋到着。小屋の中は風を避ける登山者で一杯。
多くの方はここから先の山行を諦めて下山していく。





朝日岳方面から戻ってくる人たち。奥の人が頭を下げて風に対抗している。
ここで,どうしようかと考える。朝日岳方面は痩せ尾根もあり,この強風下ではマジで危険な気がする。
茶臼岳には登れるだろうが過去何度も登っているし,視界が悪くて景色ゼロ。登っても意味がないかな。
かと言って皆と同じように引き返す気にもなれない。
やはり行ったことのないコースを行けるところまで行ってみよう。
意を決して,10:20牛ヶ首へ向けて出発した。





ところどころ噴煙が出ており,試しに岩を触ってみると暖かい。
長居は避けたほうが無難な場所のようである。





噴煙に注意しましょうのサイン。
孔がたくさんあって強風にもかかわらず,硫黄臭が充満している。
黄色い番号は遭難したときに場所を知らせるためのもの。







このあたりが無限地獄という場所だろうか,ツアー客が居てホッとしたが,最近はツアーの事故が多いので無理はしないでね・・・





視界が悪くて自分の位置が確認できないでいたところに道標が。三斗小屋温泉への分岐である。





ここが牛ヶ首と言われる場所で,稜線上の交差点だ。
南月山へ向かうにはここから小一時間ほど南下すればいいのだが,目指す山は霧でまったく見えはしない。
ここに到着した直後,猛烈な風に霧雨が加わりコンディションは極めて悪くなった。
楽しいもくそもなく,とうとう戦意喪失!
これ以上行く人は,辛いとか痛いとかに快感を覚えるソッち系の人?




帰り道では雨粒が大きくなって頬を直撃し,茶臼岳を経由するどころではなくなった。
写真なんてこれ以上は撮れない。
急ぎ足で休むことなく往路を戻るのであった。

11:30登山口に到着。
山行時間はたったの2時間しか経っていない。晴れていればお散歩程度のコースであったろう。
ロクな休憩も取れずに歩いていたので,それなりに小腹が空いた。駐車場のテーブルで例の食料を広げて貪っていると,初老の夫婦が同席。ひどい風だったねと今日の山行をディスカッション。
いやー,参りましたー!

湯めぐりツアーは回避できたものの,帰りに寄った大丸温泉では,露天風呂の温度が高すぎ,10分以上ホースから水を注いで冷ました。

行動時間が2時間とは言え,結構体力を消耗する山行だったので,しょっぱいものが食べたくなった。帰り道で神栖に入るなり純輝のみそラーメンを目指した。ところが定休日・・・

何から何までツいていない日であった。

2 Comments

m109 says..."無事下山で良かったです"
21日は神栖は晴れていたのですが、那須は天気が悪かったんですね。
私は20日の夜に戸倉に行き、21日に至仏山に行ったのですが、21日未明から雨。
しかも昼まで止まず。
しかし、それよりも出発前に具合が悪くなったメンバーがいたり、雨に濡れた蛇紋岩に滑って打撲をしたメンバーがいたりといろいろありました。
でも大事には至らず、全員無事に帰宅できたのが良かったです。
今回、木曽駒ケ岳ツアーは悪天候のため中止しました。無事に登山できるのが一番良いですね。
2010.09.23 22:16 | URL | #79D/WHSg [edit]
mont-denden says..."行く勇気,行かない勇気"
木曽駒ケ岳ツアーは中止は残念でしたが,やはり安全第一です。つらいところですが次もあるしね!

それにしてもm109さん,行きまくりですねー(笑)
2010.09.24 19:51 | URL | #79D/WHSg [edit]

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