お気軽筑波山
2017年12月23日,天皇誕生日
日帰りで筑波山に行ってきました!
しかも,つつじヶ丘からの「根性なしルート」で!(^^;
関東で生まれ育った人なら,小学校の遠足とかで誰もが一度は登ってるんじゃないでしょうか。
女体山の山頂にて
前日は職場の忘年会だったので,未明に出発なんてことはできない。
よって一番気軽に行ける山にしよう。
僕の住んでいるところから最も近くにある山らしい山,それが筑波山だ。
(それでも車で片道2時間かかる。)
筑波山の山頂へは大ざっぱに2つのルートがある。
筑波神社から登るルートと,ロープウェイの山麓駅のあるつつじヶ丘駐車場から登るルートだ。
筑波神社から登ったほうが標高差があって時間もかかるが,今回はつつじヶ丘ルートで!
つつじヶ丘ルートは,正直な話ハイキングじゃなくてピクニックみたいなもんだ。(^^;
でも,僕はこっちのコースのほうが,いろいろ見どころがあって好きなんだよね。
つつじヶ丘の駐車場

寒いかと思って防寒対策はしてきたけど,全然寒くない。
ビーニーも手袋も要らない,アンダーに直接フリースで汗ばむくらい。
中には半袖Tシャツというツワモノも・・・(^^;

この季節でも大勢登ってくる。さすが人気のお山!

大きな杉の切り株

年輪にその時代のプレートが付けてあった。

一番外側のプレートは2000年だったから,最近になって枯れて伐採されたのかな?
これは弁慶七戻り 頭上の岩が落ちてきそうで弁慶も七回戻ったとか・・・

高天原の稲荷神社

神社の後側 狭いねー。

母の胎内くぐり ここをくぐり抜けることで生まれた姿に立ち返れるそう。

くぐってみたけど,50過ぎのオッサンはオッサンのままだった。(^^;
陰陽石 10メートルを超える岩が2枚重なっている。

出船入船 どっちが出船?

裏面大黒 大きな袋を持った大黒様の後ろ姿なのだとか。

渡神社?

この季節は葉が落ちてるから道が明るい!

女体山の山頂が見えた! 人が立ってるのが見えるよ。

北斗岩 天空の北斗星のように決して動かない?

屏風岩 撮影角度が悪いため屏風に見えない・・・

大仏岩

あっという間に女体山の山頂に到着!
しかしまあ,山頂は相変わらず人が多いねー。
ロープウェイとケーブルカーが通っているから,山頂が一番人が多い。
GWとかに来たら,一体どうなってるんだろうか・・・

三角点

つつじヶ丘の駐車場と下界を望む

方位盤

富士山の方角を見たら,うっすらとだけど富士山が見えた!
気温が高めだから,もやっちゃってたんだね。
筑波山は低いながらも日本百名山! なんといっても古くから庶民に愛されてきたお山だからね!

女体山御本殿

筑波山のパワースポット,ガマ石にやって来た。
石を投げてガマの口にうまく入れば御利益があるのだ。
大きな石を投げたらうまく口に入ったけど,代わりに小さな石が2~3個落ちてきてた!
御利益はどうなるの?
ガマ石

山頂広場に到着。 奥は男体山

ここはやや風通しが良くて,フリースだとちょっと寒かった。
休憩するにはまだ早いし,お店の呼び込みをかわしてさっさと男体山へ行って来よう!
男体山御本殿

あっちは女体山

男体山からは来た道を戻らずに自然研究路に出てみる。
すると,またまたデカい岩が出現!
今度は立身石といって,何でも親鸞が苦しむ餓鬼を救った伝説の場所だとか。
さらには,間宮海峡を発見した間宮林蔵が13歳のときにここで出世を祈ったって書いてある。
筑波山は何度も登っているけど,ここは初めて来た。(ような気がする。)
立身石


さてと,お腹が空いたしどこかで休憩しよう。
筑波山て人が多くて,落ち着いて休憩できるところってなかなか見つからないんだよね。
山頂広場なんかでは休憩したくないし,良い場所にあるベンチやテーブルは空くことがない。
その点,自然研究路は人が少ない。
立身石の近くで,日当たりが良くて風が当たらず見晴らしの良い場所を見つけた。
ここで,カツサンドとカレーパンを食べて紅茶を飲んだ。
と,紅茶をかき混ぜるために持ってきた,最近買ったばかりのシリコンスプーンを岩の隙間に落としてしまった!
一回も使ってないのに,あーなんてこった!
急いで岩から降りて隙間から覗いてみるとスプーンが見えた!
落ちている枝で掻き出してみると,何とか無事回収できた。
よかったよ~!(T_T)
筑波山で最大級のブナ

これは紫峰杉(しほうすぎ)と命名された巨木

国割り石 昔,神様たちが集まって地方を割り振るために引いた線だそうだ。

東京高層ビルって,いつの時代のビルを指してるんだろう?

金銀親子のガマ

笑っちゃうくらい運動量が少ない筑波山だけど,たまに行くのはいいね!
やっぱり,つつじヶ丘ルートには見どころがたくさんあって楽しめる。
筑波山名物「ガマの油」なんてのも売られているし,楽しいお山です。
※ガマが鏡に映った自分の姿を見て、驚いて垂らした油汗らしい。(^^;