denden's 山紀行

山と自然を愛するmont-dendenが綴る山ログ since 2010

2016夏縦走 西穂~奥穂~前穂(その2)

<2日目>

さあ、2日目の朝だ!
今日は、いよいよ西穂~奥穂間に挑戦だ。
日清シーフードヌードルを食べてテントを畳んで、5:20スタート! 

登り始めると、朝の素晴らしい霞沢岳が見えてきた。

 

焼岳と乗鞍岳も雲海を従えて幻想的な景観を見せている。
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しかし、朝の5時半にこの雲海ってことは、雲が上がってくるのが早いってことだ。
難所の通過時が、ガスの中ってことになりませんように・・・

こっちは笠ヶ岳だ、朝の稜線歩きは本当に素晴らしい。
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丸山に到着
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既に昨日歩いた道であり、登山道のレポは前回の投稿で終わっているので省略。

独標
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霞沢岳方面 もうこんなに雲が動き出してきた。
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昨日と同じコースだが、天気が良いと、こうも気分が違うものだろうか。
足取りが軽くて仕方がない🎵
行く手にはいくつものピークが見える。
これらすべてを越えていくのだ。

手前からピラミッドピーク、西穂高岳、赤石岳、間ノ岳、天狗ノ頭・・・
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ズームイン! 一番奥のピークが奥穂でその手前がジャンダルムか。
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7:00 ピラミッドピーク
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これは、ピラミツ ドだ。
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ガスの昇りが早すぎる。もう少し待ってくれてもいいではないか!
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笠ヶ岳~大好きな黒部の山々が見える。
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西穂高岳が見えてきた。
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人影が見える。
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8:00 西穂高岳に到着。
これで、穂高と名が付く山は全部登ったことになる。
ところで、冬にここまで来るには、僕はまだダメな気がする。(直感で)
やはりエントリーコースの独標までか?

主峰と言われても、穂高連峰の主峰は奥穂高だろ!とツッコミたくなった。
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西穂高岳を越えると、山と高原地図では登山道が実線から破線に変わる。
つまり、普通の道より難路ってことだ。
このコースの本番は、ここがスタート地点なのだ。

下って西穂高岳を振り返る。いきなりの急な下りで驚いた。
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ここが、西穂高岳の次のピークのP1だ。(P2以降のペンキ文字は見つけられなかった)
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いつの間にかこんなに沸いている。ガスは不要である。
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この隙間を通ると飛騨から信州側へ移動することができる。
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一番奥の高いのがコブノ頭、はっきり見えてるピークが天狗ノ頭、間ノ岳はどれだろう。
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このあたりからクサリがたくさん出現した。
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クサリがあるだけでとても安心。使わなくても怖くないから不思議だ。
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クサリの連続
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トラバース
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クサリのないところでは、岩登り気分も味わえる。
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天狗ノ頭が見える。
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慎重に下る。
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赤石岳のピークをトラバースして通過するところ。
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赤石岳から下りたところ。
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赤石岳を通過して次のピークの間ノ岳に向かう。
間ノ岳周辺は浮き石が多くて特に注意と地図に書いてあった。

浮き石多し。
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間ノ岳の山頂あたりでサンダーバード1号発見!
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向こう側が崖なので、人間は近づけないと思っているのか全然逃げない。
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雷鳥に気を取られていたせいか、間ノ岳のピークがどこだかわからずに通過してしまう。
まあ小さなことだ、気にすることはない。
間ノ岳を下っていると、目の前に山岳誌の写真等で見覚えのある風景が飛び込んできた。

これが逆層スラブか。(よく見ると下降中の人がいる)
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逆層スラブは間ノ岳と天狗ノ頭の鞍部になる間天ノコルから始まる。

9:50 間天ノコルに到着
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テントが2張くらい張れるスペースがある。
よく遊びに行かせてもらってるブログで、
えれぇこった!えれぇこった!hiro日記Ⅱ
えれぇこった2号kakaの珍道中♪
のbp-hiroさんとbp-kakaさんが、たぶん昨年ビバークした場所だ。
ビバークに備えた水の用意とかテクニックは必要だと思うけど、ここで1泊したら体力的に楽ちんかも。(^^;
今、ここでビールが飲めたら・・・
そんなことを考えながら休憩した後、逆層スラブに取り付く。

下降してくる人を待って・・・
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逆層ではなくて、順層スラブだったら楽勝なのに。(^^;

逆層スラブを登っているところ。
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写真で見ると急に見えるし、本当に逆層でステップが無いように見える。
でも実際の勾配は45°程度で、雨でなければブーツのグリップもしっかり得られるし、クサリもあって問題ない。

後方を振り返ると、こんな感じ。
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10:10 天狗岳(天狗ノ頭)到着。
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ここから先の道もけっこう大変で・・・

ペンキ印が真っすぐ上に伸びていく。(^^;
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両サイドとも切れたヤセ尾根を歩いていく。
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浮き石の多いガレ場を下る。
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おーし、ここを下れば天狗のコルだ。
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最後は長い長いクサリを使って
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天狗のコルに到着!
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しかしまあ、難易度もさることながら、体力的にも、ものすごくタフなコースなのだ。
今夜熟睡するためには、もう十分な運動量である。
このあたりで頭の中はすでに・・・
早く奥穂高岳山荘に到着してビールを飲みたい!!
ってことだけを考えていた。(^^;

でもこの先には、核心部のジャンダルム、ロバの耳、馬ノ背が待ち構えている。
ビールのことは頭から消し去って・・・
さあ、もうひと頑張りだ!


(その3に続く)

10 Comments

mont-denden says..."Re: タイトルなし"
hiroさん、今晩は!
「冬の穂高稜線は別格」という響きに惹かれますね!
おーし、絶対に行くぞー!!
2016.08.30 21:15 | URL | #- [edit]
bp-hiro says...""
(^_^)v

雪山ですから歩行以前に重要な天候の読みと雪質の読みもありますが、冬の穂高稜線は格別ですから是非行かれて下さいね!

雨雲レーダーはスマホには何も入れてないんで入れておこう!
って思ったんです(^_^)v

2016.08.29 23:51 | URL | #- [edit]
mont-denden says..."Re: タイトルなし"
hiroさん、書き忘れの追加ありがとう!
雨雲レーダーは、「Y!天気」の雨雲ズームレーダーを使ってます。
お勧めはありますか!?
2016.08.29 21:35 | URL | #- [edit]
mont-denden says..."Re: タイトルなし"
hiroさん、今晩は!
連投ありがとうございます!
なるほどー!
確かに、冬でなければ行けないルートがあることを考えれば、ご指摘のようなことはありますね!
この冬は、ぜひともここを訪れてみたいです。
独標まで行けたら、そのときの道の状態を見て西穂を視野に入れてみようと思います!
いいことを聞きました!(*^^)v
2016.08.29 21:32 | URL | #- [edit]
bp-hiro says...""
書き忘れてました!

dendenさん、因みにスマホの雨雲レーダーはどのアプリ使ってます?
2016.08.29 18:44 | URL | #- [edit]
bp-hiro says...""
個人差と、好き嫌い!?得手不得手があるのでいい加減な事は言えませんが..........

西穂ピークまでは無雪期のゴロゴロゴツゴツした岩稜帯を浮石気にしながら登るより、しっかりとアイゼンの刃をかます事を主に考えればほぼ安心な積雪期の方が歩行技術的には安全だと僕は思うんですよね!
まあ岩にしっかり雪が乗ってるかの判断とアイゼンの刃を自分で引掛けない事は基本として、夏より冬の方がより天候変化等がナーバスになるだけで、dendenさんなら問題なく行けると思いますよ。
アイゼンが噛まないカチカチのアイスバーンの時は別物ですが..........

天狗のコルまで来ればもうあとは目と鼻の先ですね(^_^)v

2016.08.29 01:09 | URL | #- [edit]
mont-denden says..."Re: タイトルなし"
Bocさん、こんにちは!
以前、北穂~奥穂や大キレットも歩きましたが、やっぱりここが一番緊張しました!
でも、終わってみれば楽しかったですよ。
Bocさんも、ぜひ!(^^♪
2016.08.28 13:06 | URL | #- [edit]
mont-denden says..."Re: タイトルなし"
kakaさん、こんにちは!
女性なのに、テント担いでこんなところに来ちゃうなんて、尊敬しますよ!
あんなところで雷鳥に出会えるとはラッキーでした(^_-)-☆
2016.08.28 13:01 | URL | #- [edit]
Boc says...""
すごい。手に汗握るとはこのことか。
沸き上がるガスが余計に緊張感を煽ります。
しかもこれでもまだ核心部手前...。

次編も期待。(^^
2016.08.28 09:29 | URL | #- [edit]
えれぇこった2号 says...""
懐かしいですよね!!
去年私達が行ったコースと全く同じですね!
去年ビバークした所多分合ってます。
ただし私達はビバーク予定ではなかったので、水が無くかなりひもじい思いをしましたが。。。
雷鳥可愛いですよね。
雷鳥に出会えたらめっちゃ元気になれるから不思議です!
2016.08.28 00:21 | URL | #- [edit]

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