denden's 山紀行

山と自然を愛するmont-dendenが綴る山ログ since 2010

山の怪談

山にまつわる怖い話は数多く存在するが、こんな話を聞いたことがあるだろうか。
タイトルは「AさんとBさんと郷ひろみの話」
これは僕が高校2年生のころ、地元で流行った話である。
とても幼稚でバカらしい話なので、読んでいてあほうくさいと思ったら、すぐに読むのを止めてほしい。
あほうと思われながら読み進まれるのは、僕も恥ずかしいからだ。
では、その物語を紹介しよう。

ある日、AさんとBさんと郷ひろみは、山に出掛けたのだった。
その日は天気も上々で絶好の登山日和だった。
山頂には素晴らしい景色が広がり、3人は肩を組んで友情を確かめ合った。

ところが下山中に突然天候が崩れた。
あっと言う間に登山道は雪にかき消され、右も左も天地さえ分からなくなるほど、ひどい吹雪となった。
遭難である!
3人は必至で吹雪から逃れようとしたが、動けば動くほど迷っていった。
そして、とうとう恐れていた夜になってしまった。
一歩も動けなくなった3人は途方に暮れた。
このままでは3人とも死を待つばかりである。

ところが吹雪がやんだ一瞬の隙間に、Aさんが遠くに光る山小屋の明かりを見つけた。
「助かるぞ!」
3人は、いちるの望みをかけ、吹雪の中を山小屋へと突き進んで行った。
そして、疲労凍死寸前で、なんとか山小屋にたどり着くことができた。

出迎えたオヤジは、いかにも山男という感じで、モミアゲから続く髭をたっぷりとたくわえた大男だった。
暖を得て蘇った3人は、今までの経緯をオヤジに伝え、一晩泊めてくれるようお願いした。
話を聞いたオヤジは快く了承してくれた。
だが、最後にオヤジは言った。
「この小屋には年頃のひとり娘がいる。俺は目に入れても痛くないほど娘がかわいい。だから、もし今晩、娘に何かあったら承知はしない!そのときは俺の命令に従ってもらう。どんな命令でもだ。それが条件だ!」
3人は、「そんなことはありえません。命があるだけで十分です、ありがとうございます。」
と答えた。
その夜、山小屋の外では猛吹雪がゴーゴーとうなりを上げていたが、3人は生の喜びをかみしめながら、死んだように眠ったのだった。

さて、翌朝である。
昨夜の吹雪がウソのように快晴の朝だった。
それでも、3人の疲労のたまった体は睡眠を要求し続けた。
そのとき、オヤジの大罵声が鳴り響いたのだった。
「おい、おまえたち!起きてこっちに来い!!」

3人はまだ眠い目をこすりながら渋々オヤジのところへ向かった。
すると・・・
あろうことか、娘がシクシクと泣いているではないか!
3人は、がくぜんとした。
オヤジの怒りは絶頂に達していて、真っ赤な顔は今にも破裂しそうだった。

オヤジは言った。
「おい、お前ら!これはどういうことだ!」
3人は互いに顔を見合わせながら、自分は何もしていないと目で訴えた。
しかし、構わずオヤジは言った。
「娘に何かあったら、どんな命令でも聞いてもらうと言ったはずだ!今から街まで下りて、日が暮れるまでに好きな果物を持って戻って来い。」
3人はオヤジの言われるがままに街に下りて、果物を探した。
小屋に戻らないという選択肢もあったが、逃げれば犯人だと思われる。
オヤジの犯人探しのやり方かもしれないのだ、ここは言われたとおりにしよう。

最初にAさんがミカンを持って小屋に戻ってきた。
そのAさんにオヤジは言った。
「そのミカンを肛門に入れろ!入れなければ殺す。途中で笑ったりしたら必ず殺す!」
Aさんは、ミカンを入れようとしたが、なかなか入らない。しかしミカンは柔らかいので、なんとか入れた。
オヤジは言った。
「お前は信用できるヤツだ。よし帰っていいぞ!」
こうしてAさんは無事解放された。

次にBさんがリンゴを持って小屋に戻ってきた。
そのBさんにオヤジは言った。
「そのリンゴを肛門に入れろ!入れなければ殺す。途中で笑ったりしたら必ず殺す!」
Bさんは、リンゴを入れようとしたが全然入らない。しかもリンゴは芯があって硬いので痛い。
そこでBさんは、一呼吸おいてからやり直そうと、窓の外に目をやった。
そのとき、なぜかBさんは笑ってしまった!
オヤジは、「笑ったら殺すと言ったはずだ。お前は信用できない!」
と言ってBさんを殺してしまった。

さて場面は変わり、ここは閻魔大王が支配する地獄である。
生前、悪いことばかりしてきたBさんは地獄に落とされたのだった。
Bさんは閻魔大王に謁見すると、こう言われた。
「お前はなぜあのとき笑ってしまったのだ。笑いさえしなければ、ここに来なくて済んだものを。」


Bさんは答えた。
「あの時、窓の外を見ていたら、郷ひろみがスイカを持って来る姿を見てしまったのです・・・」


おしまい。


〈あとがき〉
悲劇の主人公はBさんだが、笑いの種は「郷ひろみ」である。
なぜ「郷ひろみ」が選ばれたのかは分からない。
この話をWEBに流してしまうことは、少なからずとも郷ひろみさんへの名誉棄損になるだろうが、有名人故、このくらいならば許容範囲だろう。
ごめんなさい、郷ひろみさん。(^^;


4 Comments

mont-denden says..."Re: タイトルなし"
音爺さん、今晩は!
音爺さんもこのお話は知りませんでしたか。
この頃、くだらない話がたくさん流行りましたよー。

Q1 コーヒーにミルクを入れるときの温度は何度くらいがちょうどいい?
Q2 ブルース・リーが好きな飲み物は?
Q3 アトムがご飯を食べました。何で食べた?
Q4 ブルース・リーが金物屋に買い物に行きました。何を買った?


(答 1:ニド 2:お茶 3:てつわん 4:包丁)

2016.07.13 23:01 | URL | #- [edit]
音爺 says...""
(^0^))☆爆笑☆((^Q^)v
肛門に入れろって、そのオヤジが一番変態ですよねwww
2016.07.13 10:21 | URL | #GCA3nAmE [edit]
mont-denden says..."Re: タイトルなし"
2号kakaさん、今晩は!
なかなかコメントしづらいお話しにコメントいただき、ありがとうございます!(大汗)
この話って、どこが発祥なのか知りたいと思って投稿しましたが、お下品なのでやめておけば良かったかも~(^^;
2016.07.08 19:35 | URL | #- [edit]
えれぇこった2号 says...""
最後まで読みましたよ!!

途中からどういうオチなのか???ってワクワクしながら読ませて貰いましたけど、みかんにりんごにスイカって私的にはどれもあり得ないと思うんですが。。
2016.07.08 01:30 | URL | #- [edit]

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