denden's 山紀行

山と自然を愛するmont-dendenが綴る山ログ since 2010

新しいテントを試したくて~平標山,仙ノ倉山

 先の投稿(追記)のとおり,カモシカ50周年記念エスパーステント(ソロ)を我慢できずに購入してしまった。 なので早く使ってみたくて仕方がない! 今月は13~15日が連休だ。 天気もよさそうだったのでテント泊可能な山を調べまくる。 信州方面は夜行バスでないと難しいが,どの運行会社も予約で一杯なので諦める。

 どこかアクセスのいい山はないかと,「新潟の山 テント泊」で検索してみる。 すると苗場スキー場の目の前にある平標山(たいらっぴょうやま)でテント泊可能なことを知った。 新幹線なら越後湯沢まで1時間20分,越後湯沢から登山口までバスで35分だ。 登山口からテン場のある「平標山の家」までのコースタイムは2時間25分。 これなら朝出発しても楽勝である。決定~! ※ホントは日帰りで十分可能なコースなんだけどね。(^_^;)
 ところが13日の天気予報が悪くなって1日延期することに。 新幹線をモバイルSuicaで変更。これとても便利!

山行日:2014年 9月14日(日)~15日(月)
ルート:1日目 平標山登山口~平元新道~平標山の家テン場(テント泊)
     2日目 平標山の家~平標山~仙ノ倉山~平標山~松手山~平標山登山口
メンバー:mont-denden(ソロ)

9:46 越後湯沢駅に到着。
 東口のバス乗り場から苗場プリンスホテル行きの南越後観光バスに乗る。
 平標山登山口までの料金は600円と,27リットル以上のザックは+100円で計700円だ。10:10発

10:55 平標山登山口 平元新道方面の入り口は初めてだと極めて見つけにくい…
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はじめは沢沿いの森の中の道を歩いていく。 うさぎの悪者?発見。
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 沢沿いの山道から林道歩きに変わったところで「通行・立入禁止 中越森林管理署」と書かれたゲートが出てきた。 道を間違えていないか心配になったが,ゲートの奥に道しるべが見える。
 もうすでに11時40分だ。昼メシにしよう。ちょうど水場もある。 セブン弁当の焼き肉ごはんがうまーシ!

 弁当を食べていると一組のカップルが追い越していった。ザックが大きいのでテント装備だ。 女性から行き先を聞かれ「山の家まで」と答えたが,この方たちも同じコースかな? 水場の様子など山の家の情報も得ることができた。

 林道から平元新道へ。
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 平元新道は,階段状の急登が続き,樹林帯なので風通しが悪い。 汗をかきながら一歩一歩登っていく。

 おお! あれは苗場山ではないか! 
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 登る人は少なかったが下りてくる方は大勢いた。 しかも夫婦やカップルがめちゃめちゃ多い。 なぜだ・・・
 すれ違った若者が私のザック(バルトロ75)を見て「縦走っすか?」と聞かれたが「イヤ,山の家まで。」(^_^;)

13:10 平標山の家に到着。
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 平標山の家は,もっと小ぢんまりとした小屋を想像していたが結構立派! しかも谷川連峰の最高峰である仙ノ倉山が目の前にあって眺めも抜群。 2棟続きになっていて手前が管理小屋兼通常宿泊者用だ。10月31日まで管理人がいる。 奥は避難小屋で素泊まり2,000円(寝具なし) 小屋の外の手洗い場は「仙手晴水」と銘版のある蛇口から冷たい水が流れっ放し。 無造作に缶ビールが冷やしてあった。
  早速,テントの受付を済ませて宿泊代500円+缶ビール代600円を支払った。
  ※新幹線で1本飲んだから2本目!うまーシ。

谷川連峰の最高峰,仙ノ倉山(2026m)が目の前(ピークはもっと奥)
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 テン場は小屋のすぐ西側の少し高い場所にある。 せいぜい10張り程度の小さなテン場。
 すでに2張りの先客があって私のテント(一番奥)を含めて全て緑だった! 手前のパイネゴアライトXは,弁当を食べているときに追い越していったカップル。 隣の普通のエスパースはソロの男性だ。 同じエスパースでも私のモデルは色が明るめ。

テン場の様子。
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カモシカ50周年記念エスパースソロの初張り!
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 今回の山は,これがやりたいがために無理やりに行ったんである。(笑)
 詳しいレビューは,あとで別に投稿する予定だが,メッシュかと見紛うほどのペラペラのインナーに,これまたペラペラのフライシート!
 テン場の皆さん,見慣れないテントに興味があるようで,いろいろ質問されたり写真を撮られたり。(^^;

 今まで使用していたモンベル(旧マイティドームソロ+フライ)と比較すると,10cm長く,5cm高い。 同じソロ用でもこの差は大きく寝転んでみると余裕が全然違う! それから出入り口が大きいので出入りが楽である。 さらに後室があって靴ぐらいなら置けるし風通しも抜群だ。 何と言っても1,310グラムの超軽量!
 一方で,前室の広さや造りの良さはモンベルのほうが上かな?

テン場のサイドにあった不思議な物体。 近づいて銘板を見てみると「転倒ます型雨量計」だそう。
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 さて,ビールも飲んだし新しいテントも張った。 しかし,夕食まで時間は十分すぎるほどある。 お散歩がてら平標山方面へ少し登ってみよう!

平標山方面(ピークは奥)
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 よく整備された木道の階段をひたすら上っていくと,谷川連峰や尾瀬の山々がよく見えた。
 テン場ではスマホの電波がダメだったが,ここまで登ればOK。 家族に到着の連絡を入れる。

画面右の赤い点が山の家。
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 この後はお気に入りのテントに戻って横になって新田次郎の「芙蓉の人」を読んだ。 やはり山では山の小説じゃないとね!(笑) 気温も適度で,テントの前後室ともにメッシュにすると風が抜けて気持ちがいい。 こうしてのんびり過ごすのも悪くないなー。

 日暮れ近くなって平標山方面からガスが流れてくると,ブロッケンが現る! 瞬時の出来事で残念ながら写真に収めることはできなかった・・・

 夕食は久しぶりの鍋にする。 白菜,ネギ,ニラ,エノキ,シメジ,ベーコン,揚げボールを適当に放り込んだら,1.3リットルの鍋なのにこんなになってしまった! これ全部食べきれるのか・・・(汗)
 
久しぶりのキムチ鍋
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 鍋のお供には赤ワインを1本持って来た。 1泊だし,これも全部飲まないと!(笑)

 無事,鍋を平らげワインも飲み終えたので,あとは星空でも眺めて寝ることにしよう。
 ところが隣のテントから地を揺るがす轟音が! 耳栓どこだー!? やれやれ・・・



<2日目>

 今日の行程もそれほど長くはないので,ゆっくりめの5時に起床。
 起きてすぐ食べられる性質なので湯を沸かしてシーフードヌードルをすする。 そのうち周囲がやけに赤くなってきた。 テントから出て東の空を見てみると・・・ 何という朝焼けなのだ! 赤過ぎるでしょこれー!!

カメラの露出のせいではなく,実際,肉眼でもこんなイメージ。
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 だけど雲があるからこんなに空が焼けたわけで,残念ながら本日は曇りのようだ。 まあ仕方がないだろう。
 昨夜は無風状態だったので,フライの内側は結露してびっしょり,外側も夜露でびっしょり。 でもインナーはサラサラで快適だった。 やっぱり新しいテントは撥水も良くていいね!

6:40 出発
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 昨日も上った木道の階段を上っていくと,これまた木でできた横断溝から一瞬何か出てきた! 何だろうとじっと待ってみるとまた出てきた。 お,オコジョだー!!
 尾瀬で会ったときは写真に収めることができなかったが,今回は周囲に私以外に人影はなくカメラを出してじっと待った。 オコジョくんは横断溝から出たり入ったり忙しく動き回っている。 目が合って逃げたと思ったらまた戻ってきたりと・・・
 いやー楽しい時間を過ごせたな,かわいかったな。!(^^)!

愛らしいオコジョくんが顔を出す!
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忙しそうに動き回るオコジョくん。
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 谷川岳もそうだけど,この辺りの山々って豪雪地帯のせいなのか,草原や笹が多くて木が少ないから見晴らしがとても良い。 上越国境の山も好きだなー。

仙ノ倉山方面
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7:35 平標山頂上! オコジョくんと遊んだおかげでコースタイムをオーバー。
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平標山から望む苗場山 なぜあんなに平らなのだ・・・
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苗場スキー場 筍山なのにね(^_^;)
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 頂上の一角にはテントが張られていた。 隣にはアンテナが建てられいて中から通信する声が聞こえる。 山頂は遠くまで電波が届くため,ここでアマチュア無線をしているのだ。 私もアマチュア無線を趣味としていたこともあって気持ちは分かるが・・・
 谷川岳~平標山間は幕営禁止のはず。 ルールは守ろうよ!

ルール違反ですよー。
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ここからは仙ノ倉山のピストンだ。 ザックをここに置いてドリンクとカメラだけ持って出発!

平標山から仙ノ倉山。 奥のピークが頂上か?
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途中の潅木はもうすっかり秋色に。
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エビス大黒ノ頭~万太郎山~谷川岳
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振り返ると平標山と苗場山
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仙ノ倉山のピークが見えた。 もう少し!
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8:20 仙ノ倉山に到着。
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 仙ノ倉山はさすがに谷川連峰の最高峰。360度の大展望だ!

谷川岳の向こうには燧ケ岳と至仏山
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上州武尊山の奥に日光白根山
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浅間山,四阿山,草津白根山? 四阿山には仲間のm109さんが今日向かってるはず。 
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 大展望を満喫したら往路を引き返す。

再び平標山と苗場山
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赤がきれいだ。 今年は冬の訪れが早いかも?
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 あとは平標山まで引き返し,そこから先は松手山経由で下山するのみだ。 ところで何時のバスに乗ればいいかな? などと考えながら歩いていると,また何か小動物が動いた!
 お,オコジョくんじゃないかー! 何?私の後を追いかけてきちゃったの? ってそんなわけないか。

振り向きざまのポーズ!
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道しるべにも登ってくれたサービス精神旺盛なオコジョくん。
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二本足で立ってくれました! 手がかわいいよね。
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 それにしてもオコジョはかわいいな。 これでウサギや雷鳥を襲っちゃうなんて想像できない。 オコジョの死のダンスってのを聞いたことがあるけど,まさにかわい過ぎる猛獣だ!
 冬の白いオコジョも見てみたい。

いいところだね~。
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花もたくさん咲いていた。 初夏に来れば楽しめるかもしれない。
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下りはこんな感じ。 結構急な下りでザックが大きいと足にくるかも。
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 平標山から松手山までのコースタイムは45分。 実際に要した時間も45分。 あれ? どんなに重い荷でも下りでコースタイムをオーバーすることなんてないのに。 間違ってないかコレ?
 松手山から登山口までのコースタイムは1時間と15分。 このままコースタイムのペースなら11時15分のバスに間に合わない計算になるが・・・

10:37 登山口着! 早すぎる到着だ。 何でだ~! 私の地図2002年版なんですが・・・ 何か?
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 バスに揺られて越後湯沢駅に。 さっそく温泉観光協会の窓口で温泉情報を聞いてみる。 ところがほとんどの温泉は13時からの営業でまだ開いていない。 だけど,さすがに越後湯沢,なんと駅の構内に温泉があるというのだ! ぽんしゅ館という日本酒専門店の奥に日本酒入りの温泉があるとのこと。 普通の温泉に入りたかったが仕方がない。これで我慢しよう・・・ 入ってみると貸切で悪くなかった。

 温泉のあとはお待ちかね! 津南ポークのトンカツと生ビールである。
 ある意味登山の最大の楽しみかも? もちろん帰りの新幹線でも1本飲んだ。!(^^)!

 オコジョにも会えたし,ソロながら楽しい旅だったな。。。 

2 Comments

mont-denden says..."Re: 秋ですね~"
山はもうすっかり秋ですね~
去年の火打・妙高もきれいだったよね!
色鮮やかな景色を見るため裏剱を計画したけど,なんだか寒くなるのが早すぎないかー今年イ!
雪が降りませんように・・・
2014.09.23 22:03 | URL | #- [edit]
m109 says..."秋ですね~"
紅葉が素敵です☆
四阿山はここまで紅葉してなかったです。
緯度の違いでしょうか?
紅葉が深まっていくのが楽しみですね♪
2014.09.23 20:26 | URL | #- [edit]

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