denden's 山紀行

山と自然を愛するmont-dendenが綴る山ログ since 2010

テント泊の勧め(その1)

山から眺める景色は最高。
山で飲むビールはうまい。
山で迎える朝日のなんと素晴らしいことか。
山から下りた後の温泉と食事は格別。
下山後も山は最高なのだ!
富士山頂からのご来光も拝んだし槍穂も登った。
後立山連邦の縦走では道に迷い,雪の武尊山では道を見失い危うく遭難しそうになった。
裏銀座の稜線では雷鳴に慄き,鳳凰山では熊?やカモシカと遭遇した。
なんという非日常的な世界なのだろうか。
山を歩き始めたころは楽しくて楽しくて仕方がなかった・・・

しかし,元来熱しやすく冷めやすい性格の僕は,山を始めて5年も経ったころ更なる新鮮さを求めたのである。
雑誌や専門書を読み漁る中,興味をそそられたのがテント泊だった。
そして2007年,ついにテント山行にチャレンジすることを決意する。
年齢的にはやや遅すぎる感もあるが・・・
ネックとなる重量増は,カメラ機材(三脚など)を省くなどしてカバーすれば,まあなんとかなるだろう。
まずは自身が人柱となり,うまくいったらテントの良さを周りに感染させていこうと考え,メンバーには内緒で必要な道具を購入したのだった。

■テント選び
<形状>
日本の高山で使用する限りテン場で必ずペグを打てるとは限らない。
よって自立ドームタイプ以外は選択肢に無いと考えた。

<ダブルウォールとシングルウォール>
テント本体にレインフライを被せる一般的なダブルウォールと,ゴアテックスに代表される透湿防水性素材を使用したシングルウォールテントがある。
雨天時と結露が多少心配だが,設営の簡単さと軽量化重視でシングルウォールを候補に。

<サイズ>
2人用を選ぶと余裕が生まれ,快適さは増すだろう。
が,ここは軽量化重視。
ただしシングルウォールは前室がなく,荷物はブーツを含め全てテント内に入れなければならない。
極端に幅が狭いものは敬遠したいところだ。

<出入り口>
出入り口の位置は短辺側か長辺側か。
風の強い場所や狭いスペースでの使用では,短辺側のタイプが有利とされる。
一方で,使い勝手に優れ風通しも良いのが長編側タイプ。
僕の場合は・・・そんな崖っぷちで張るメリットよりも快適性を求めたい。
よって長辺側を候補に。

以上の条件に当てはまり,当時もっとも好みに合致したのがmont-bellのマイティドーム1型(現モデルとは異なります)だった。
ブリーズドライテックという新素材を使用したシングルウォールテントで,透湿防水性に加え通気性も備えるとのこと。
形状は同社のステラリッジテント(一般的ダブルウォール)と全く同一である。
床の広さは100cm×200cmで,身長176cmの僕にはちょうど良い広さ。
本体重量はわずか1260gしかなく,ペグと張り綱,スタッフバックを含めても1550gである。
これだけ軽ければ文句はない。

シングルウォールを買った人は必ず後からフライシートを追加購入するというが,もし追加すればステラリッジテントよりも重くなってしまう。
雨では多少の不満も出るだろうが,意地でもフライシートは買わないと決意し,このテントを購入した。

初めてのテント泊は,北アルプスの白馬岳・・・
全く経験も無いのに何で?と言われても,1泊以上を要する山はそれなりに大きな山だし,たまたま次の予定が白馬だったから。

槍ヶ岳肩キャンプ地にて


(その2に続く・・・)
 

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。